医学部受験情報
川崎医科大学
英語 医系長文対策! Bレベル 一次ボーダー75%
全問マーク式で読解、文法、整序などが出題される。読解は医学、化学関連の英文が出題されることが多く、細かいところが問われることもあるので、これらのテーマを中心にやや難の英文を多く読みこむことが重要となる。
数学 計算力重視 C+Sレベル 一次ボーダー75%
標準的な問題が多いが、計算量が多い問題が出題されることがあり、マーク式であるので正確な計算力が要求される。また、出題方式にクセがあるため、過去問の研究が必要不可欠である。
化学 要領が大事!C+Sレベル 一次ボーダー80%
全範囲から万遍なく出題されている。基本~標準問題がほとんどであるため、基礎事項の確実な理解が重要となる。
生物 計算を含む総合問題が特徴!C+Sレベル 一次ボーダー80%
全範囲から万遍なく出題される。標準的な問題がほとんどだが、盲点をつくような出題もあり、正確な理解が要求される。
物理 計算ミス注意!C+Sレベル 一次ボーダー80%
全問マーク式で全範囲から満遍なく出題される。標準的な問題がほとんどなので、基本事項を確実に理解し、問題演習を繰り返すことが重要である。
ウインダム医学部入試解説員から
何はともあれ、川崎医科大学の解答ルールを見てみましょう。
解答上の注意―抜粋―
(1) 各問題文中のア,イ,ウ,…などの□には選択肢の番号あるいは数字、符号(+,-)が入ります。選択肢の番号あるいは数字、符号をマークシートのア,イ,ウ,…で示された解答欄の①,②,…にマークしなさい。
(2) 数値の入れ方
(ⅰ) 問題文中のア,イ,ウ,…に数字または符号を入れる場合、それぞれの□には1,2,…,9,0の数字または符号(+,-)のひとつが入ります。それらの数字または符号をマークシートのア,イ,ウ,…で示された解答欄にマークしなさい。
(ⅱ) 解答枠の桁数より小さい桁数を解答するときは、数字を右詰めで、その前を0でうめるような形で答えなさい。
〔例〕 ア イ. ウ エに1.8あるいは1.80と答えたいときは

ア,エの0をマークしないままにしておくと間違いになります。
(ⅲ) 端数が出る場合、解答枠 の最小桁の次の桁で四捨五入した値を記しなさい。
このように、独特な解答形式をもっていますから、問題に解く前にルールが読み込めず、戸惑ってしまう可能性があります。数学・化学・物理・化学どれをとってもこんな感じです。何としてでも、事前に訓練を積み、『癖』に慣れておきたいところです。
当日は問題を解答するという、アカデミックな面と、正確に慎重にマークしなければならないという事務的な面を両方意識しなければなりません。通常のマークとも違い、やたらに手間がかかり、時間内に処理できないのが特徴です。
このように、スピードと瞬発力を要する入試ですから、試験を受けた直後は、
「絶対、落ちた!」と悲観する生徒でも合格になるし、
「絶対に受かった!」と豪語する生徒でも不合格になるケースが例年見られます。
さらに、特質すべきは過去10年以内での受験者の増加です。
そういえば東京会場を設けていない地方の医大は川崎医科だけですね。(大阪圏除く)
なのに、この志願者は増加傾向にあります。さすがに、ここ2年間は昭和や東邦と同日日程のせいか、1000人程度と落ち込みを見せていますが、そうなると並列大学がある分、補欠も回りにくくなります。
昨今、東京会場を設置している多くは、倍率も人気も飛躍的に上昇傾向があるため、ぜひとも2010年度以降は東京会場の設置を考えていただきたいものです。
川崎医科大学【一般入試】 ※( )内は女子内数
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 競争率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | 約60 | 1,156(352) | 1,122(347) | 72(31) | 15.6 |
| 2006 | 約60 | 1,544(455) | 1,508(441) | 61(19) | 24.7 |
| 2005 | 約60 | 1,275(368) | 1,258(365) | 70(21) | 18.0 |
| 2004 | 約60 | 1270(393) | 1,250(386) | 62(19) | 20.2 |
| 2003 | 約60 | 1,077(320) | 1,055(314) | 65(21) | 16.2 |
| 2002 | 約60 | 1,009(287) | 990(280) | 54(19) | 18.3 |
| 2001 | 約60 | 648(193) | 636(188) | 68(26) | 9.4 |
| 2000 | 約60 | 836(238) | 815(231) | 69(12) | 11.8 |
コラム④
『犠牲なくして得られるものなし』 私たちは何かに対し、対価を支払うことで何かを得ます。スポーツ選手であれば、トレーニングのために時間やお金を犠牲にしています。楽聖モーツアルトは38歳という短い人生の間に500以上の曲を書いたことで知られていますね。彼は天才であったため、呼吸をするがごとく、曲を生み出していきましたが、そんな彼も『魂は犠牲した』と意味深なことを述べています。 よって、人が何かを得ようとするとき、たとえ才能があったとしても犠牲は免れられません。でも恐れることはありません。私たち犠牲にするのは私たち自身であって、わたしたち自身の人生だけです。敗北すれば嫌悪の念は自分にかえってくるだけのこと…だから後悔しないように、ゴール手前で躓かないように、とことん自分を追い詰め、納得のいく結果を導きだしましょう。厳しいようですが、私たちは、これから『厳しい医学部入試に挑戦する』です。




